COMPANY DATA & CSR
企業データ&CSR
新型コロナウイルスの流行により、私たちは感染症対策にますます敏感になっています。しかし、一つの疑問が浮かび上がってきます。
それは、私たちの大切なペットたちの健康と安全は守られているのでしょうか?トリミングサロンにおいては、人間同様に衛生管理が義務付けられるべきではないでしょうか?
現在の日本では、ペットのトリミングに使用される道具の消毒義務は明確には規定されていません。
しかし、欧米などのペット先進国では、ペットに関わるすべての道具や設備に対して厳格な衛生管理が求められています。
私たちは家族としてペットを迎え、その健康と幸福を願っています。ではなぜ、彼らのトリミングやケアにおいても同じ基準が適用されないのでしょうか?
私たちの愛するペットたちも、清潔で安全な環境で過ごす権利を持っていると考えるべきです。今後の日本でも、感染症リスクの増大やペットの健康意識の高まりから、ペットのトリミングにおける衛生管理が強化される流れが期待されます。私たちが追求すべきは、人間とペットの共生を促進するための最善の方法です。
清潔で安全なトリミング環境を提供するために、新たな基準や規制が必要なのかもしれません。言葉を発することの出来ないペットの健康と安全は私たちが考えるべきです。一歩先を行くトリミングサロンとして、私たちの取り組みが皆様に認められることを願っています。
パルシャット・プロは、ペットのトリミングにおける衛生管理の重要性を実感させる製品です。
歯科医向け義歯洗浄液を製造している当社は、この洗浄液をベースにペット市場に参入したいことを田島先生に相談。その想いに賛同してもらい共同研究がスタートする。
※1 大阪府立大学は現大阪公立大学
共同研究を進めた結果、代表的なウイルス・菌への効果を確認し、且つ塩素系材料を使用せず、タンパク質の汚れや血液に影響されない画期的な効果を発見する。
この発見を大阪府立大学主導のもと弊社が共同出願というカタチで国際特許申請をおこなう。
大阪府立大学の臨床試験結果が臨床情報誌「インフォベッツ」(アニマル・メディア社発行)に掲載され、臨床試験レポート冊子として発刊する。
ヤマザキ動物看護大学 動物看護学部 福山先生は、トリミング器具の衛生上最適な使用方法を求めて、より実際の環境に沿ったトリミングに使うシザー類の殺菌・洗浄効果の検証をスタートする。
福山先生は、研究・検証を重ねて、トリミング作業効率が大幅に改善する使用方法を確立(別紙レポート参照)し、レポートにまとめる。「トリミングシザーやクリッパーの錆びが心配で除菌洗浄に消極的だった現場が、むしろ作業効率が向上しペットの負担が軽減され、かつ錆びの心配がない除菌液ができ上がる」
商品名を「パルシャット・プロ」に改名し、日本ウエイン様専売のアイテムとして販売する。
パルシャット・プロに対するトリミングサロンの評価や改善点など3年に渡り情報収集し、それらのデータをもとにお店全体の衛生環境改善のためのシステムを大学・企業が複数参加型のプロジェクトとして推進する。
パルシャット・プロの効果を最大限に活かす「パルシャット衛生管理」をリリースする。
1940年滋賀県の信楽町で生まれる。小泉産業株式会社のグループ企業小泉成器株式会社の専務取締役を退任、同社を設立。
金属を錆びさせない消毒技術を生かして歯科医院向け義歯洗浄液「ラバラックD」の製造をスタートさせる。のち、金属腐食でトリミングシザーの消毒に困っているトリマーから相談受け、パルシャット・プロの研究開発を大阪府立大学と共同で始める。
その独自性と驚くべき研究結果より、大学と共同で国際特許を申請。ペットの感染症問題まで解決すべく、パルシャットの特徴を最大限生かすことを考え、パルシャット衛生管理をさまざま企業・大学と連携し発表する。
気取らない性格と品質と誠実さを大切にする人柄から、多くの協力者の賛同を得て現在に至る。